心と体はどちらがハンドルを握っている?
こんにちは!
スポーツメンタルコーチの長尾優希です。
スポーツをしていると、こんな経験はありませんか。
「緊張してしまって身体が動かない」
「やる気が出なくて、練習に集中できない」
「イライラしてプレーが雑になる」
多くの選手は、こういう時、
「気持ちを何とかしなきゃ」
「メンタルを強くしなきゃ」
と、考えがちです。
ここで紹介するのは、精神科医のウィリアム・グラッサー博士の説明です。
グラッサー博士は、心と体の状態を車で例えて説明しています。
心と体は「車」で、できている

グラッサー博士は、前輪となる思考(言葉)と、行動は、自分の意志でハンドル操作して切り替えることができるが、後輪となる感情と、身体反応は、自分の意志で直接変えにくい、と言いました。
つまり、自分で直接コントロールしやすいのは、前輪の思考(言葉)と、行動だけ、ということです。
感情は直接コントロールできない
例えば、緊張して身体が動かない時、
「緊張するな」
そう思えば思うほど、余計に緊張しませんか?
しかし、これはグラッサー博士の説明から考えると、当然です。
身体が動かない、つまり身体反応は車で言うと後輪です。後ろのタイヤを直接動かそうとしても、上手く車は進まないように、後輪を自分の意志で変えようとしても上手くいきません。
ハンドルで変えられるのは、前輪の“思考”と“行動”
では、どうしたら車は上手く動くでしょうか?
答えは、ハンドルを操作することです。
つまり、前輪の行動や、考え方を変えるということです。
先程の例で考えるなら、
「緊張するな」
と考えるのではなく、深呼吸をしたり、いつも通りのルーティーンをしたり、目の前のことに集中する、などです。
このように、行動や、考え方を操作して、整えると、不思議と感情や、身体反応も落ち着いていきます。
最後に
思考と、行動という、自分でコントロールできることを変えていくことで、感情や、身体反応を整えてくいことができます。
まずは、自分が握れるハンドルに目を向けてみてください。
どんな行動をするか
どんな言葉をかけるか
そこを整えることで、心も体も少しずつ前に進み出します。


