完璧を目指すことと、完璧であろうとすることは違う
こんにちは!
スポーツメンタルコーチの長尾優希です。
今回のコラムは、前回の最後にお話した、完璧を目指すことと、完璧であろうとすることは違う、という部分について詳しく説明していきます!

上手くなりたい。
結果を出したい。
もっとできるようになりたい。
そう思って努力することは、とても大切なことです。
向上心がある選手ほど、理想は高くなります。
ただ、その理想が高くなりすぎると、自分を苦しめてしまうことがあります。
それが、完璧を目指すことと、完璧であろうとすることの違いです。
完璧を目指している時は前に進める
完璧を目指している時は、できない部分が見つかっても
「まだ、伸ばせるところがある」
と、プラスに捉えることができます。
ミスをしても、
なぜミスをしたのか
次はどうすればいいか
と、次の行動に目を向けることができます。
理想は高いけれど、今の自分を全て否定する訳では無い、というような状態です。
だから、失敗したり、ミスをしたりしても、そこで止まらず、前に進むことができます。
完璧であろうとすると動けない
一方で、完壁であろうとしている時は違います。
できない部分が見つかると、
「こんな自分じゃだめだ」
「失敗してはいけない」
という気持ちが強くなります。
すると、意識は成長ではなく、失敗を避ける方向に向きます。
ミスをしないように。
評価を下げられないように。
そう考え始めると、プレーは固くなり、余裕がなくなります。
そして、本来できるはずのことも、できなくなってしまいます。
向いている方向が違う
完璧を目指している時は、理想に向かって前に進もうとしています。
でも、完璧であろうとしている時は、失敗しないように、今の自分を守ろうとしています。
前に進もうとしているか、失敗を避けようとしているか、同じ努力をしているように見えても、向いている方向が全く違います。
そして、この違いが、成長し続けられるかどうかを大きく分けるのです。
違いに気づくかどうかで、今が変わる
思うように行かない時
もしかすると、完璧を目指しているのではなく、完璧であろうとしているのかもしれません。
できない自分を責め、完璧であろうとするほど、できるはずのこともできなくなってしまいます。
だからこそ大切なのは、今の自分を認めること。
そして、理想に向かって伸ばせるところを伸ばし、積み重ねていくことです。
完璧を目指すことと、完璧であろうとすることは大きく違います。
その違いに気づけた時、プレーも、成長の仕方も、大きく変わっていきます。


